はじめに
大学生にとって、快適な学習環境を作るために最適なノートパソコンが必要です。
性能と価格のバランスが良いものから、豪華な特典が充実したものまで、多種多様な選択肢があってどれを選べばいいのか分からなくなりますよね。
そこで今回は、大学生におすすめのノートパソコンと選び方を紹介します。
選び方について
選び方のポイント
大学生向けのノートパソコンの選び方は以下のようなポイントを考慮することが重要です。
- 用途:どのようなタスクに使用するかによって、必要なスペックが異なります。
- パフォーマンス:プロセッサーやグラフィックスカード、メモリーなどのスペックを考慮して、用途に応じた性能を確認しましょう。
- バッテリー駆動時間:学生生活では外出先での作業もあるため、長時間バッテリー駆動できるものが望ましいです。
- 価格:バランスの良いスペックと価格を探しましょう。高価なモデルには必要なもの以外の豪華な機能もありますが、学生生活では必要ない可能性が高いです。
- ブランド:信頼性や修理サポートなどを考慮すると、信頼できるブランドを選ぶことが大切です。
大学生のノートパソコンの価格相場
大学生にオススメするノートパソコンの価格は10〜20万円程度のものです。30万円近くのハイエンドモデルと呼ばれるものもある一方、10万円を切るリーズナブルな価格のものもあるので用途に合わせて選ぶことをお勧めします。
推奨するスペック(性能)
OS | デザイン、動画編集をする:Mac OS 一般的な学生:Windows OS |
CPU | インテル Core i5 以上 AMD Ryzen5 以上 |
メモリ | 文系:8GB 以上 理系:16GB 以上 |
ストレージ | 文系:128GB 以上 理系:256GB 以上 |
バッテリー駆動時間 | 10時間以上 |
画面のサイズ | 13型〜15型 |
Microsoft Officeソフト | あり |
オススメのOS
OSとは簡単に言うと、パソコンが動作するために必要なソフトウェアのことで、パソコンに入っているプログラムを制御します。
ほとんどのパソコンはMicrosoft社の「Windows OS」が搭載されていますがApple社の「Mac OS」などいろいろ種類があります。
近年では、「Mac OS」を搭載したMacBookを購入している方も多いですが、パソコンのアプリやソフトウェアは「Mac OS」に非対応のものがあるため気をつけてください。
大学生のうちに購入したパソコンを、卒業後も使用する方は、「Windows」搭載のパソコンをお勧めします。
オススメのCPU
CPUを簡単に言うと、パソコンの脳みそです。このCPUによって処理のスピードが大幅に変わってきます。
例えば、インテル社のCore iシリーズや、AMD社のRyzenシリーズが有名です。
近年では、アプリやソフトウェアでパソコンに求められる性能が高くなってきているため、文系理系に関わらず、インテル社のCore i5以上、AMD社のRyzen5以上が搭載されているパソコンをオススメします。
オススメのメモリ
メモリとは簡単に言うと、1度に処理できるデータの量のことで、容量が大きいほど快適に複数のソフトを同時に利用することができます。
こちらも、文系理系に関わらず8GB以上をオススメします。
しかし、プラグラミングや数値解析、CADのソフトを利用する理系の学生は、8GBよりもさらに大きい、16GB以上もオススメします。
オススメのストレージ
ストレージとは簡単に言うと、データを保存する場所のことです。ストレージにはHDDとSSDと二つの種類があります。
SSDを搭載しているパソコンの方が、起動スピードやデータの処理スピードが圧倒的に速いので、文系理系に関わらずSSDを搭載しているパソコンを買いましょう。
次に、容量について大学の授業で必要なデータだけを保存するのであれば128GB以上、動画や画像を多く必要とする理系やプライベートでも使う機会が多い人は256GB以上をオススメします。
バッテリー駆動時間
外出先でパソコンを使うことが多い場合、バッテリー駆動時間がとても重要になってきます。途中でバッテリーが切れてしまうとデータが消えてしまう恐れがあるので、より長い時間のものを選ぶと良いでしょう。
基本的には10時間以上のバッテリー駆動時間があると安心です。
Microsoft Office ソフトがついてくるか
Microsoft Officeソフトとは、WordやExcel、PowerPointなどのソフトのことを指します。
これらのソフトは学校でのレポート作成や課題などに必ず使うので、必ずついていくるものを買いましょう。
後から、購入しようとすると2万円や3万円と追加の費用が出てきてしまいます。
どのような場面で使うのか
大学生活ではさまざまな場面でパソコンが必要になります。学業では以下の場面でよく使います。
- レポート、論文作成
- オンライ授業、テスト
- 授業資料のダウンロード
- 授業、ゼミでのプレゼン
- 授業中のメモとり
- 大学、教授からの連絡
- 分からないことの検索
- 就職活動で説明会や面接を受ける
- プログラミングの授業
学業以外では以下の場面で使うことが多いです。
- 映画やドラマ、動画を見る
- ゲームをする
- オンライン飲み会
- サークルでの資料作成
- ライティングや動画編集の仕事をする
- オンラインでの事務作業のアルバイト
このように、大学生活ではさまざまな場面でノートパソコンを使うので、スペックが低くて困らないように適切なスペックのパソコンを買うようにしましょう。
オススメのノートパソコンメーカー
Microsoft | Microsoft社のパソコンは「Surface」。 Microsoft Officeを提供している会社でもあるので、同アプリケーションセットが標準で搭載されている。 |
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DELL | 初心者向け〜ハイスペックまで幅広い取り扱い。 価格の安さが特徴で初心者向け。安くて使い勝手の良いパソコンが多い。 超ハイスペックのゲーミングモデルもある。 |
HP | 初心者向け〜ハイスペックまで幅広い取り扱い。 国内シェア率3位。「使い方サポート」などのサポートオプションが充実しているので初心者にも安心。 |
NEC | 初心者向け〜ハイスペックまで幅広い取り扱い。 「LAVIE」シリーズが有名。国内製品で高品質ながら価格は抑えめのモデルもある。初心者にも選びやすい。 |
Lenovo | 初心者向け〜ハイスペックまで幅広い取り扱い。 ビジネス向けの「ThinkPad」が有名だが、一般向けの「IdeaPad」「Yoga」がコストパフォーマンス◎。 |
VAIO | SONYからパソコン事業を引き継いだ会社。 スタイリッシュなデザインで品質が高い国内製品のため、価格は高め。 |
Apple | iPhoneでもお馴染みの会社。パソコンは「Mac」。 パソコン以外のApple製品と連携して使えるのが魅力だが、他社製品と比べて価格が高め。 |
VAIOやNECは国内企業の製品であるため、保証や修理などのサポートが整っている分、価格が高めです。
DELL、HP、Appleなどの海外メーカーのパソコンはコストパフォーマンスの良い製品が多い印象です。
オススメのノートパソコン 6選
ASUS 「X515JA-BQ3238WS」
値段 | 89,800円〜 |
重量 | 約1.8kg |
画面サイズ | 15.6型 |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i5-1035G1 |
メモリ | 8GB(最大12GB) |
ストレージ | SSD:256GB |
Officeソフト | Microsoft Office Home and Business 2021 |
Microsoft 「Surface Laptop 5 QZI-00020」
値段 | 151,580円 |
重量 | 1,272g |
画面サイズ | 13.5型 |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | 第12世代 インテルCore i5-1235U |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD:256GB |
Officeソフト | Microsoft Office Home and Business 2021 |
このノートパソコンは、海外メーカーのMicrosoft社製であるため価格が15万円と高めとなっています。
USBポートが少ないところがデメリットですが、タッチスクリーンに対応しているため感覚的な操作ができます。さらに、最新のCPUを搭載しているため処理スピードにも優れています。
DELL「Inspiron 15 3511 NI335-BWHBCB」
値段 | 109,800円 |
重量 | 1,85kg |
画面サイズ | 15.6型 |
OS | Windows 11 Home |
CPU | 第11世代 インテル Core i5-1135G7 |
メモリ | 8GB(最大16GB) |
ストレージ | SSD:256GB |
Officeソフト | Microsoft Office Home and Business 2021 |
このノートパソコンは、DELLの製品です。サポート体制にも優れており、困ったことがあっても迅速な対応をしてくれます。
こちらのパソコンではモニターにLBLという技術を用い、有害なブルーライトを軽減しているため、長時間使用したい人にオススメです。
hp「59F09PA-ABJD」
値段 | 144,800円 |
重量 | 1,25kg |
画面サイズ | 13.3型 |
OS | Windows 11 Home |
CPU | AMD Ryzen5 5600U |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD:512GB |
Officeソフト | Microsoft Office Home and Business 2021 |
このノートパソコンは、hpの製品です。
大学で使用するためには十分な性能で、プライベートでも快適に使うことができると思います。50%までの急速充電にも対応しているので、外出先で使用する人にはオススメです。
Lenovo「IdeaPad Slim 570i 82SF006AJP」
値段 | 142,780円 |
重量 | 1,77kg |
画面サイズ | 15.6型 |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル Corei5-1235U |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
Officeソフト | Microsoft Office Home and Business 2021 |
このノートパソコンは、Lenovoの製品です。アメリカMILという規格に準拠したメタルボディを使用しているため2kg近い重さですが、耐久性には優れています。
最新のCPUにメモリ16GBとハイパフォーマンスで快適な処理をしてくれるので、数値解析やプログラミングを行う理系の学生にオススメです。
Apple「MacBook Air 13インチ」
値段 | 149,400円 |
重量 | 1,24kg |
画面サイズ | 13.6型 |
OS | Mac OS |
CPU | Apple M2チップ |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD:256GB |
Officeソフト | 購入が必要 |
このノートパソコンは、Appleの製品です。製品のデザインは個人的に1番だと思います。しかし、OfficeソフトやUSBのアダプタを購入する必要があると考えるとお高くなってしまします。
こちらのパソコンは、デザインや動画、画像の編集を行うクリエイティブな学生にオススメします。
まとめ
ここまで、色々なおすすめのパソコンを紹介してきました。オンライン授業やテストが増えた今では、パソコンのスペックがより重要になってきています。価格だけでパソコンを選んで後悔してしまうこともあるので、大学生活4年間を見越したうえでパソコンを選んでください。
いいパソコンを持っていると、就活や仕事でも役立つ場面がたくさんあります。後悔しないパソコン選びは、いい大学生活への第一歩ですよ。